北海道3日目は漫画『銀の匙』で有名な鹿追町でホーストレッキングです。
北海道ホテルから帯広駅までは歩ける距離なのですが、ホテルから無料バスが出ていたのでそれを利用しました。
帯広駅前のバスターミナルでまたバスに乗ります。乗客はわたし一人だけ・・・若干不安になりつつもいざ鹿追町へ!
1時間ほどすると鹿追町に到着です。バスを降りるとさっそく2頭の馬が放牧されているのが見えます。
前日のばんえい競馬場は漫画『銀の匙』を大々的にプロモーションで使っていたのですが、こちらはまったくそんなこともなく・・・。とても静かな場所でした。
鹿追町はホーストレッキングに力を入れているようで、たくさんのホーストレッキングコースがあります。マップに載っている以外にも各乗馬クラブで様々なトレッキングプランが練られています。
そんな中、今回わたしがお邪魔したのは北海道の乗馬教室「MY STABLE」さん。
バス停から徒歩3分!と車を運転できないわたしにとっては大変ありがたい立地です。ただ、バスが1日に数本しかないのでバスで訪れる人は非常に珍しいとのこと。時刻表のチェックは必須ですよ!
敷地が広く、関東とはスケールが違うので、スタッフの方を見つけるのも一苦労です(笑)。あまり頑張らずに事前に教えていただいたオーナーさんの携帯電話にさっさと連絡するのが吉!
(参考までにわたしのiPhone電話はつながりましたが、イーモバイルWi-Fiは繋がりませんでした。)
受付時の申込用紙に鞍数や希望を書く欄があります。わたしは鞍数だけ素直に書いてしまうと駆歩もできると思われそうなので(苦笑)、「速歩まで経験有り」と書きました。
まだ雪が少し残っていたので東京で買った折りたたみのレインブーツに履き替えて洗い場へ。
この日、乗せていただいたのはトロッターという種類のお馬さまで、その昔、トロット(速歩)の競馬で活躍していた種類だそうです。この子に限っては速歩が得意すぎて、速歩でほかの馬の駆歩に追いついてしまうこともしばしば…!(写真左:トロッター/写真右:道産子系雑種?)
一応、わたしは乗馬経験者?ということで特に説明はなく、すぐに馬に乗って出発です。北海道旅行のシーズンではなかったため、お客さんはわたし一人でした。
馬が歩き出すと、なにやらポコポコという可愛らしい足音がします。不思議に思って尋ねると、雪の時期はすべるので蹄鉄はしないそう。例年はだいたい4月末ごろに蹄鉄をつけるということでした。
雪道で(しかもトロッターで!)の速歩はとても気持ちがよく、やみつきに。駆歩ができたらもっと楽しいんでしょうね。毎年5月の連休くらいになると桜並木を走ることができるそうです。
90分10,000円のコースでしたが、90分はあっという間。今回は景色の面でいうと、時期がそんなによくなかったので、時間の短いコースにしてしまいましたが、桜の季節のほか、真夏や真冬にもう一度来てみたいです。
それぞれの季節のトレッキングの様子はMY STABLEさんのウェブサイトに掲載されていますので、気になる方はこちらへ!
ちなみに、鹿追町はエンデュランス競技の日本における中心地。
この日、ガイドをしてくださったMY STABLEオーナーの安永美登里さんはエンデュランス競技に取り組まれており、競技参加者のサポートも行っているそうです。エンデュランスに興味がある方は是非たずねてみてはいかがでしょうか?
(余談ですが、今回、わたしはレインブーツで騎乗しましたが、エンデュランス競技では馬を引いて山の中を歩くこともあるので乗馬ブーツなどは着用せず、登山靴を履くことが多いそうですよ!)
それでは後編まで少々お待ちください!
★BALOG★