迎えた3級試験の本番当日も咳喘息は治らず、肋間筋肉離れも大してよくはならず。コルセットをしたまま試験本番です。
《まずは筆記試験!》
乗馬クラブにつくと、クラブハウスにこの日の実技試験の順番が貼りだされていました。なんと私は1番最初。経路練習では最後から2番目が多かったので、1番とは意外でした。
とりあえず正装に着替え、開会(?)の挨拶のようなものがあった後、実技の前に筆記試験がありました。前日は肋間筋肉離れのせいでレッスンを休み、その分を筆記の最終確認にあてたので、特にわからない問題はありませんでした。時間的にも余裕をもって終えることができました。
さて、問題は実技です…!最初に貼り紙を見た時はトップバッターなんて緊張するなぁ…と思っていたのですが、トップバッターということは朝、先生が下乗りをした直後!待機馬場で馬にまたがるとふわふわとした最高の乗り心地。これ、もしやいけるのでは…?なんて気持ちが一瞬芽生えました。

《馬を信じる、信じない》
練習は駈歩発進がうまくいかなかったり、相棒のツバサがいつも駈歩の巻乗りの同じ場所で止まろうとしたりと不安要素がたっぷりでした。でも、先生の下乗りのおかげでびっくりするぐらいの乗り心地でしたし、駈歩も力技で出す感じではなく『ふわっ』と出すことができました。しかし、こんな好条件だったにもかかわらず、本番にやらかしてしまいました…。
先ほど言ったように、駈歩の巻乗りで、同じ位置にくるとツバサが止まってしまうということが、経路練習では何度もあったのですが、当日は待機馬場でのウォーミングアップから、とてもいい駈歩が出ていました。でも私は、本番スタート後も経路練習のことが頭をよぎってしまい、いつもツバサが止まりそうになる場所で鞭を使ってしまったのです…。するとツバサ氏…
『俺ちゃんと走ってるやーーーーーん!!!!!(怒)』
と首を大きく振り、空中を蹴りまくり…片足の鐙が抜けてしまいました。
鐙が脱げたときのシミュレーションはできていなかったため、「これって1回止まって履きなおすのがいいの?そのまま脱げたまま突き進むのがいいの?」と迷いが生じます。
結局、迷った末に駈歩を速歩に一瞬落とし、巻乗りをしながら鐙を履いて再度駈歩発進をし直しましたが、その後はメンタルをやられ細かいところがグダグダに…。

普段の経路練習がどうであれ、この日のツバサは一生懸命走っていて、どうみても絶好調。なのに、私が馬を信じ切れず、このような結果になってしまったと心から反省しました。…と同時にとても落ち込み、実技の直後は放心状態でした。(しかし、思わぬトラブルでアドレナリンが出まくり、試験中は肋間筋の痛みは完全に忘れられました)

《試験結果発表》
私が通う乗馬クラブでは、当日に試験結果は出ず、別日(翌日だったかな…?)にWEBで発表されます。発表までは、他の会員さんが撮影してくれた自分の動画(なんと4人もの方が別の場所から撮ってくださってました!感謝です!)を見返しながら、ここはできてる、でもここはできてない…と一喜一憂。
結局、合格はしたのですが採点表を後日受付でもらうと、合格最低点ギリギリでした。本当に危なかったです。
乗馬をはじめたときは自分はライセンスなんて無縁!と思っていましたが、実際に合格すると(こんなギリギリの出来でも)嬉しいものです。2級も取得目指して頑張ろうと思いました。
★BALOG★
※この日記は2年ほど前のことを振り返りながら書いているものです。リアルタイムの内容ではありません。リアルタイム更新の場合は記事タイトルに【速報】という記載を入れております。
障害児でも5級とれますか?
どのような障がいなのかにもよると思うので、
一度、乗馬クラブに問い合わせてみるといいと思います^^