250鞍目-レッスン終了後に再度騎乗

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この日のパートナーは数回しか乗ったことがないライリーでした。馬なり状態を解消できず右往左往。最終的に先生が乗り替わる事態に…。

馬の動きに脚を合わせる

膝が開いてしまう癖を直すべく、閉じよう閉じようとしていたら『単純に膝を閉じようとするんじゃなくて、馬の肢の動きに合わせて、人間も前に歩く感じて左右の足を交互に出すといいかも』と助言が。自分の上半身と下半身は別々の動きをするということになり、ダンスなどが大の苦手な私にはハードルが高かったのですが、できないなりにやってみると、自然と膝が閉じやすくなり、さらに馬の脚に対する反応もよくなりました。

脚の効きがよくなったので、元気に動かせていると思ってしまったのですが、そうは問屋が卸しませんでした。先生から『それ、馬が前に逃げてる』と指摘が。蹄跡にいると、馬なりになってしまっているのを自分で感じ取りにくいため、馬場の中央で輪乗りに切り替えます。

馬なりじゃない速歩を出す

手綱を控えて前に出さず、馬の体が収縮してエネルギーが上にいき速歩がポン!と出るようにとのことだったのですが、なんとなくイメージはつくものの、そう簡単にはできません…。片手手綱にするといい感じで出るのですが、手綱を両手に分けてしまうと、どうしても前に逃げられる形になってしまうので、馬の首を左右に少し振り、手綱を握って脚を使って後退させます。

後退したら、間髪入れずに脚と鞭で指示を出すのですが、「ポン!」という速歩はななかなか出ません。しかし、後退して馬がハミを受け入れたら前に出す…を繰り返しているうちにいい速歩発進ができるようになってきました。

しかし、同じ場所を通る時にどうしても蹄跡に逃げられてしまいます。上手いこと馬場の中央に戻っても、また逃げられる…その繰り返しで、ついにレッスン終了時刻になってしまいました。

レッスン終了後に再度騎乗

『今日はここまで』と言われて、調教のために先生が乗り替わりました。ここまでと言われたので、先にクラブハウスに戻っていてもよかったのですが、ずっと先生が乗るのを見ていたら、先生が馬を降りた後に『もっかい乗りましょうか。』と言われてびっくり。馬も人間もさっきのグダグダで終わるのはよくないということなのでしょう…。もう一度乗ることに!

馬は乗り手の指示をきくようになり、逃げられなくなりました。先生パワー恐るべし…。でもしばらくすると、乗り手が私だと馬にバレたのか、前に逃げようとしはじめました。また馬を後退させて、脚と鞭で速歩を出すことに。今度は勢いづいて駈歩に!先生からは『悪くないけど、速歩に落として』と言われ、落とそうとすると今度は常歩に…。先生曰く、駈歩になるのは内方姿勢をやり過ぎるからとのこと。それを気をつけたら、最後にやっと速歩に落とすことができました。

レッスン後はライリーの手入れをしたのですが、乗り替わられるし、その後も私が乗って時間延長だったしで、耳伏せまくりのご機嫌ナナメモードでした。ごめんよライリー…。

★BALOG★