2016年4月30日(土)、5月1日(日)にセブン-イレブン記念財団が運営している高尾の森自然学校で「はたらく馬フェス」というイベントが開催されました。今回、私は友人とフェス初日(4/30)に参加してきました!
自然に寄り添った暮らしを体験することで生きるヒントをみつける2日間!初日に行われていたプログラムは以下の通り。
● 馬で運んだ木を製材してクラフトしよう!
● 小さい馬と遊ぼう
● 馬の背中に荷物を載せて運ぶ「駄載」に挑戦
● 馬搬写真展・馬耕道具展示
● リレートーク「家畜のいる暮らし」
● 特別上映プログラム「里馬の森から」
● 薪集めして焚き火。羽釜でご飯を一緒につくろう。
● 木を伐って馬で運び出す!「馬搬」デモ
● 馬と一緒に田んぼを耕そう!「馬耕」デモ
● 森の「散歩」へ馬と出かけよう!
…と盛りだくさんでした。
同じ時間に別の場所で行われているプログラムもあるので、すべては参加できませんでしたが、私が参加したものを写真とともにご紹介します。
※撮影は事前に許可をいただいて行っています。
<リレートーク:家畜のいる暮らし>
今回のイベントに馬を連れてきてくださっている普段から家畜とともに暮らしているみなさんのリレートーク。一概に「馬と関わっている」といっても乗用馬と関わる人、競走馬と関わる人、農耕馬と関わる人といろいろな関わり方がある。
<馬耕道具の展示>
<小さい馬と遊ぼう>
くにたち馬飼舎 ジャックとダンディ。未就学のお子さんは背中に乗って写真が撮れました。大人は横に立って。白い方がダンディなんですが、ここまで真っ白の子、珍しいなぁというくらい白い葦毛。
<木を伐って馬で運び出す!「馬搬」デモ>
山を傷つけずに伐採した木材を運び出す「馬搬(ばはん)」。私がこのフェスで一番楽しみにしていたのはこのデモンストレーションでした。なので、馬搬については詳細を別の記事でレポートできればと思います。
<馬で運んだ木を製材してクラフトしよう!>
馬が運んできた丸太を製材して工作。みんな思い思いのものを作っていて、とても楽しそうでした。
個人的にツボだったのは小学校低学年くらいの男の子が作っていた馬の草やり機(?)。雑草を摘んで、器具に装着して馬にあげれば、間違って指を噛まれることがない!
<馬と一緒に田んぼを耕そう!「馬耕」デモ>
馬が田んぼを耕す「馬耕(ばこう)」。残念ながら私がいったときには耕し終わってしまっていたのですが、木曽馬とハフリンガーっぽい子が頑張っていた様子。
こちらが耕し終わった田んぼ。
<森のなかを馬と散歩>道産子のコータローくんとみんなで森のなかを小1時間ほどお散歩。子供だけかと思っていたら、大人も順番に引馬をしてもらえました。
はじめて馬にのった友人。馬の体温に感動の瞬間。
楽しそう!
<馬の背中に荷物を載せて運ぶ「駄載」に挑戦>
駄載とは馬の背に荷物を載せて運搬すること。ロープをうまく使うことによって、馬がバランスを取りやすいように荷物を載せていきます。
このお馬さま、実は今日が駄馬デビューだったそうです!初めてだったので最初はおっかなびっくりでしたが、最後はこの通り!立派なはたらくお馬さんですね。ちなみに「駄馬」というと「劣っている馬」という意味でつかわれがちですが、本来の意味は「荷物を運ぶ馬」なんですよー!
だいぶ長くなってしまいましたが、いかがでしたか?2日目の今日は森のなかでのスタンプラリーや全国農耕馬大会など、1日目とはまた違うプログラムが実施されたようです。
次回は「馬搬」のデモンストレーションについて詳細レポートをUP予定です!少々お待ちくださいませ!
はたらく馬フェスの運営については、「はたらく馬協会」の公式サイトをご覧ください≫