【備忘録】半年前に落馬したときの話

1月末に久々の落馬をしまして。その時の備忘録を書きました。ケガも全然大したことはなかったのですが、私にとってはちょっと珍しい小事件だったので、長くなっちゃいました。すいません。（なお写真に写ってるトイプーは他の会員さんのおうちの子です）

久々に落馬しました

今年、2022年の1月末にかなり久々の落馬をしました。初めて落馬を経験したのは14鞍目のとき。今回の落馬は2回目で、596鞍目でのできごとでした。実に586鞍ぶりです。

私は障害はやらない（やりたいけど）のでそこまで落馬危機の回数が多くないというのもありますが、人一倍落ちたくない気持ちが多分強くて、諦め悪くかなりふんばるタイプというのもあり、まあこれまで運よくやってきたのです。（乗馬技術で褒められることはほとんどないけど、今のよく落ちなかったね！的なことを褒められることは結構ある…）

でも、今回は踏んばれなかった！（笑）

気がついたら真上に馬の顔が見えて、腰？尻？から落ちて、0.5秒後くらいに右手の人差し指だけを地面につきました。常歩の輪乗りから駈歩に入ろうとしていて、駈歩発進の合図を出すか出さないかくらいのところで、がんっと背負い投げられた感じ。すごく勢いよく投げられたとしても、そこまでの高さじゃないと思うのですが、そんな近距離でも落ちるときスローモーションみたいに感じました。

落ちた後のこと

なんだか馬場に尾骨？（尾てい骨？）が突き刺さるような感じで落ちて、すぐには立ち上がれず。なのでハイテンションな馬を先生がおさえて、乗り替わってもらっているのをしばらくのんきに眺めてました。馬は先生が乗り替わったあとも割とわちゃわちゃしていました。

でも、ちょっと経ったら立ち上がることもできまして。痛いけど歩くこともできたので大けがではないな～と思いつつ、のろのろとクラブハウスの方まで下りて行ったら、めっちゃ人が集まっていて、心配されていました。（本当にこのクラブの人はみんな優しい…。）

で、いろんな人にブーツとかヘルメットとか拍車とかを剥がされ（世話され）、車に乗せてもらってそのまま病院へ。CTを撮ったところ「大きな骨折とかはないけど、CTだとヒビはうつらないことはある」と説明を受けて、この後は家の近くの整形外科に通ってくださいとのことでした。（全身砂だらけだったのでCTにも砂がついてしまい、精密機械なのに大丈夫なのかが何よりも心配でした）

ちなみにCTを撮った初日が、一番お金がかかる部分だと思うんですけど、私が入っているスポーツ保険はどうやら通院1日目からお金が出るやつで、通院というのは2回目以降かららしく…初日の一番お金がかかる日はお金が出ないことがわかりちょっとショックでした。

落ちた翌日のこと

朝起きるとまた結構な痛みが。駅まで歩くのがしんどいレベルだったので、会社には行かず自宅で作業にしてもらいました。でも歩くよりも何よりも咳やくしゃみをするときがやばかったです。（骨に異常もないのにこの痛みって骨折したらどんだけ痛いんだろうと思った）

近所の整形外科にいくと、やっぱり尾骨とかのヒビはCTとかにはうつらないことが結構あるとのこと。打撲だけとかだったら全治2週間、もし4週間かかったらやっぱりヒビ入ってたな…という感じのようでした。ただ尾骨とかってギプスとかできるわけでもないし、ヒビが入っていようとなかろうとコルセットして痛み止め飲むくらいしか術がないから詳細調べてもしょうがないんですよね。

あと尾骨あたりの痛みが強く、指のことは気にも留めていなかったんですが、直後についた右手の人差し指は結構強めの捻挫だったらしいです（腫れてますよって病院で言われるまで気づかず）。

ちなみに近所の整形外科が、たまたまスポーツを専門にしているところで。でも患者さんのほとんどはスポーツに関係ない慢性的な腰痛とかそういう感じみたいで（おじいちゃんおばあちゃんが多い）。スポーツ、落馬でやってきた患者にちょっと気合入ってる感じだったのがちょっとおもしろかったです。大したケガじゃないのにリハビリ（通院）もしましょう！と、すごいすすめられました笑。

乗馬再開と落馬の原因

結局、完全に痛みがなくなるまでジャスト4週間で、多分ヒビ入ってたのかな～という感じでした。痛くなくなってから乗馬はすぐに再開しました。

で、先生に落ちた原因を聞いてみました。乗っていた馬がかなり臆病なタイプの子で、とくに1頭でいるのが嫌いな馬だったのですが、私が駈歩をやろうとしたタイミングっていうのが、ちょっと居残りレッスン気味で、他の馬が続々と厩舎に帰っていくのを見て、『俺も帰んなきゃ！！』ってパニックになったのではないか…とのことでした。

なるほど。あり得る。

（ちなみにちょっと前に1頭で放牧したときもず～っと嘶いていたそうな…）

とはいえ、割と気心の知れた（？）馬相手だったので、私もちょっと気を抜いていたところがあり、もう少し踏んばれたんじゃないかな～とも思っています。絶対不可避の落馬ではなかったはずなので、以後気を引き締めて臨んでおります。それから、この1月の落馬以来この子に乗っていないので、また乗りたいな～と思っています。

長くなりましたが久々の落馬備忘録は以上になります。