馬や牛などがいるところには沢山のハエがいます。
このハエたちはサシバエ(や、その仲間)という種類のハエで、あまり人間から吸血することはありませんが、家畜などから吸血します。
乗馬クラブも例外ではなく、冬場以外はたくさんのハエが集まってきます。吸血されるときに馬は痛みを伴うらしく、馬達もハエをとても嫌がるのですが、その対応方法にも個性が!
そんなわけで・・・
お腹の下にハエが集まってきた場合を例にとり、3タイプほどご紹介したいと思います。
《タイプ①》 とりあえず脚をブンブン予防型
スタンダードなのはこのタイプ。
お腹の下にハエが集まってきたら、ハエがとまらないように脚をお腹の下でブンブン振ってハエを撃退!刺されるのを予防します。神経質な子はハエがいなくても、ハエの幻影に取りつかれてブンブンしています。
また、たまに人間も巻き込まれるので要注意です。わたしは一度巻き込まれキックをくらいました。悪気はないって知ってるけど、やっぱり痛い。
《タイプ②》 何としてでもトドメを刺したい型
脚の関節が柔らかいのか、脚の可動域が広い馬にあるタイプ。
自分のお腹に虫が止まった瞬間にキックし、トドメを刺します。
わたしが見たこのタイプの馬は芦毛だったため、お腹に血液が付着するのがよくわかりました。もしかしたら他の馬も結構やっているけど、毛色のせいで気づいてない可能性もありそうですが、少数派なんじゃないかなと思っています。
ちなみにこのタイプはキックのスピードもかなり速いので、巻き込まれるとタイプ①の比ではない痛さだと思われます・・・。
《タイプ③》 仏の心なのか、すべてを諦めたのか不明型
真夏日で、前日に雨も降ったのでとにかくハエが多い日。手入れのときにハエと一緒に蹴られないよう、事前にクラブから注意があったほどだったのですが、まったく脚を上げないタイプの馬がいました。
お腹の下にはハエがたくさんとまっているが、ひたすらに堪え忍ぶ…。
すごく温厚な性格の馬だったので、ハエにも優しかったのか。諦めてしまったのかは不明。
・・・といった具合にハエと向き合い方も馬それぞれのようです。
他にも面白いタイプがいたら、ぜひ教えてください。
ちなみに私は部屋に蚊が出ると部屋の中央に立ち、手足をわざと露出し、蚊を誘導してから仕留める囮捜査型を自認しております。
★BALOG★
▼この投稿を読んだ人にはこんな記事もオススメです。
夏場、とてもハエが多かった時に、不注意で馬の脚が太ももに直撃した事があります。
先生に“払う脚に気を付けて下さい”と言われた10秒後に起きたので、さすがに笑いました( ̄▽ ̄;)
打撲で完治するのに1ヶ月かかったので、ホント女性は気を付けた方がいいですよ…!
ホロさん>
コメントありがとうございます!
1カ月はかなり重症ですね・・・・。
わたしも巻き込まれましたが幸い軽傷だったようです。
手入れのときは今後も注意します!!
こんにちは!いつもブログを見て参考にさせていただいてます。ハエのいる時期は人馬ともに大変な時期ですよね。
じゃんぶーさん>
コメントありがとうございます!
このブログは結構、乗ってから書くまでに時差があるので(すいません・・・)このころはハエが多かったんですが、
最近はやっとハエが減ってきましたね^^