お待たせしました!イギリス留学中の元同僚、伊藤さんのイギリス乗馬体験レポート後篇です。!(前篇はこちら)
<以下伊藤さんレポート>
馬術の本場!イギリスで初・乗馬体験できました【後編】
この日は寒い日が続いたなか久しぶりの良い天気で、ハイドパークは大勢の方でにぎわってました。
そんな中を乗馬していくと、道行く方から指差されたり写真を撮られたりと、芸能人並に注目を浴びます。(芸能人になったことがないので分かりませんが)
とはいえ、ハイドパークは大きな木々が茂り、緑がいっぱいのとても広々とした公園なので、青空と自然を感じつつお馬様とポコポコ歩けるというシチュエーションはとてもテンションが上がります。
しかし先導されるのみで特に乗り方などについての指導はないので、私は各書籍やこちらのBALOGで得た知識を思い起こし、なんとか体勢を維持していました。
しかしこの日付き合ってくださった友人(初乗馬)は、なかなか安定せずだいぶ苦心。。
それを見てスタッフのお姉さんから「見た目より意外と難しいでしょ?(笑)でも力を入れすぎないで、リラックスして。緊張すると馬も緊張してしまうから」と基本的な、しかし大事なアドバイスが。
スタッフさんからの声かけはあまりありませんが、質問すると何でも親切に答えてくださいました。
スタッフのお姉さんは乗馬歴16年のベテランさんということ。Hyde Park Stableには現在13頭のお馬様がいること。
などなど。
片言の英語でもなんとかなると思います!
話しているうちにだんだんと私も友人もリラックスして、お馬様に身を任せて乗馬を楽しむことができました。
そして途中でバックしてみたり軽くトロットしたりとサービス(?)がありつつ終了です。
帰りも車がビュンビュン行き交う道路を渡って厩へ。
ちなみに車道を歩く際は、馬が優先されます。
相変わらず緊張しましたが「馬が車道を歩く」ということを、馬も車もごく自然に受け入れていることに改めて感動しました。
昔の田舎町ならいざ知らず、ここは21世紀現代の、世界的な大都市のひとつなのに。
無事に厩へ帰ってきて、お馬様から降りて体験は終了です。
降りた後は特に何もなくほうっておかれるため、ヘルメットとブーツを戻し、お礼を言ってHyde Park Stableさんを後にしました。
(お辞儀の習慣がない英国で感謝を伝える時は、しっかりと握手をするのが、一番気持ちが伝わると思います。)
先導してくれたお馬様との間にずっと足が挟まっていたため、ズボンは見事に馬毛まみれ。
乗馬といえどやはりスポーツ、服装は動きやすくよごれてもいいものが基本ですね!!
そして初心者ならではの、おしりと股関節の痛みに「乗馬した人っぽい…!」としばらくニヤニヤして過ごしました。怪しすぎる。
こうして無事、初・乗馬体験できましたが、やはり本や映像を見ているだけでは分からない、お馬様の歩くリズムや体温、そして動物と一緒に動く難しさが感じられた感動的な経験になりました。
夜にお風呂に入るまでずっと、手綱をにぎっていた手からは牧草とお馬様の混じった匂いが。
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Hyde Park Stables
http://www.hydeparkstables.com/
63 Bathurst Mews London W2 2SB
Tel +44 (0)20 7723 2813
E-mail: info@hydeparkstables.com
【Writer’s Profile】
伊藤
日本大学芸術学部卒。卒業後、渋谷でWeb編集者を数年経験。2014年夏から期間限定でイギリスへ。好きなものは動物と音楽、カルチャー。ブログでは日々の「朝起きてから夜寝るまで」を書いています。http://itosannikki.hateblo.jp/