先日、すこし書かせていただきましたが、6月に北海道のノーザンホースパークで馬と一緒にフォトウエディングをしてきました。
ウマ好きさんにはとってもおススメのプランです。BALOG読者の方のなかにも興味がある方がいらっしゃいそうですので、私がフォトウエディングをするにあたり気にしたことを、今回はQ&A形式でお届けいたします。
※ノーザンホースパークでのフォトウエディング基本情報については、下記のサイトをご確認くださいませ。
http://www.recuerdo.co.jp/location/northern/
Q1:どんな写真が撮れるの?
ノーザンホースパークのなかに大きく4つほどロケ撮影スポットがあり、そのうちの1つのスポットは馬との撮影、他4つはパークの景観を活かした撮影となります。
以下はウエディングフォト専門店レクエルドさんの公式Facebookに掲載されているサンプルです。
こちらの写真は桜の時期ですが、新緑の時期も人気だそう。
Q2:どんな馬に乗れるの?
基本のプランでは馬は可愛い芦毛ちゃん1頭しかついていません。私たち夫婦は二人とも絶対に馬に乗りたいという希望があったので、もう1頭騎乗用の馬をオプション追加(そうする方が多いようです)。そちらはクライスデールとアパルーサの混血種ということでした。
Q3:ノーザンホースパークに在厩している引退競走馬と写真は撮れますか?
騎乗しての撮影はできません。厩務員さんが手綱を持った状態で、横に立ってという形であれば、追加オプションで記念撮影ができる馬もいるようです。手綱は見えてしまいますが、厩務員さんは写真に写らないように配慮していただけます。その時々で在厩している馬が異なるため、プランナーの方に確認してみてください。
私たちは、重種の馬とも写真を撮りたいと思っていたので、引退競走馬ではなく、クライスデールとの撮影をオプションで追加しました。Q2で紹介した2頭はウエディングの撮影に大変慣れていますが、他の引退競走馬やクライスデールたちは、撮影が本業ではないので、思うように写真が撮れない場合もあります。そこも受け入れる覚悟で発注をしましょう!
Q4:新婦の騎乗は横乗り(サイドサドル)ですか?
基本は横乗りです。鞍自体はサイドサドル風に工夫したウエスタン鞍でした(たぶん)。私はプランナーの方に乗馬をやっていると伝えると「じゃあ普通の鞍でも乗れるように手配しますね」と言ってもらえました。もし、サイドサドルではなく通常の向きの鞍で乗りたい場合は、ドレス選びにも影響する可能性があるので、打ち合わせの段階で伝えておくといいと思います!
Q5:雨の日はどうなるんですか?
土砂降りでないかぎり、外に出て撮ることも多いようです。ですが、私たちが撮影をした日は大雨洪水警報が出ており、車でパーク内を移動すると、窓の上の方まで泥水がはねるという状態だったため、馬との撮影は厩舎の中で行いました。
一般的に見ると景観は少し残念だと思いますし、撮影前は少し落ち込みましたが、終わってみると厩舎での写真も乗馬が好きな自分らしくていいかも思えてきました。
また、馬以外の撮影も外ではできなかったので、本来はノーザンホースパークで挙式をする際にしか撮影できないチャペルでの撮影や、馬主さんが利用するVIPルームなどで撮影ができました。
※その日の施設利用状況で撮影場所は変更になる可能性があります。
Q6:馬に乗るにあたりドレスの制限はありますか?
マーメイドラインのような馬に座りにくいタイプは難しいようです。それ以外はプリンセスライン、Aライン、エンパイアと基本のタイプはレンタルすることができます。
個人的には馬に乗った時にふわふわっと厚みが出て存在感のあるタイプのプリンセスラインがおススメです!自然や緑の中での撮影を意識してのエンパイアも素敵だなと思いましたが、雨が降った時にチャペルなどでの撮影になることを考えるとちょっと寂しいイメージになりそうな気がします。
ちなみに新郎の衣装は(我が家は違いましたが)9割方真っ白が選ばれるそうです。確かに芝生には白が映えるのかもしれません。
Q7:ノーザンホースパークの挙式・披露宴は検討しましたか?
本音はと~~ってもやりたかった!!です。しかし、いかんせん庶民ですし、ここで無理をすると今後の乗馬費用に響くと思ったので(笑)、フォトウエディングだけにしました。
自分のウエディングはこれにて終了ですが、人と馬の新たな出会いの場として、馬の活躍の場としてのホースウエディングにも興味がでましたし、将来的にウマ好き女子の願いを叶えるウエディング企画をやりたいな~という、新たな野望もうまれました。
ですので、今後ホースウエディング予定されている方がいらっしゃいましたら、ノーザンホースパークに限らず、ぜひ感想などなど教えていただきたいです!
(ウエディング系のアルバイトをしてたことがあるんですが、その時は全然興味がなかったのに…人生不思議なものですね)
Q8:ウエディングドレスで乗馬とか、恥ずかしくないですか?
平日で大雨洪水警報という状況だったため、ほとんど人がおらず一般の方の人目はあまりに気になりませんでした。ただ、土日などは来園者が多いと思うので、視線が気になるかもしれません。私たちは厩舎での撮影だったため、厩務員の皆さんがお仕事をしているなかでの撮影はちょっと(こちらだけ遊んでるようで)恥ずかしかったです(苦笑)。
あとは撮影当日ではなく、納品された写真を見せた知人・友人たちに「白馬の王子様~!」といじられて、自分のキャラクター的にちょっと気まずい気持ちにはなりました(笑)。一般的に白馬というとなんだか特別な感じがするのだと思いますが、最近はあまりに馬を眺めすぎて、馬の毛色に鈍感になっているのかもしれません(笑)。白いからどうとか全然気にしてませんでした…。
Q9:その他、気をつけることは?
とくに、私のようにウエディングそのものよりも馬との撮影に重きを置いてしまうタイプの人は、馬以外の撮影になると急に力が抜けてしまいます(笑)。私の場合、馬なしの撮影は明らかに姿勢が悪くて、後から写真を見て後悔しました。最後まで気を抜かないよう、ぜひ気をつけてください!
あとは、馬のことで頭がいっぱいで、どんなメイクがいいか、ヘアスタイルがいいかなどの基本的な希望がすっかり抜け落ちていました…。ちゃんとその辺の希望も打ち合わせまでにまとめておいたほうが絶対によかったと思います。
最後に、すごく地味ですが、馬はブーケを食べようとします(笑)。ブーケは造花なので、本当に食べてしまうと大変です。当日は注意してあげましょう!
【追記】撮影してもらった写真はちょこっとだけBALOGのInstagramに掲載しています。
★BALOG★