わたしが通っている乗馬クラブでは、基本的に馬装はCクラスに上がってから、自分でやるようになります。
Cクラスに上がってから何鞍は、なかなかタイミングが合わず、厩務員の方に馬装をしていただいたのですが、この日、初めて正式に馬装(鞍の付け方)を習いました。
≪シンプルな馬装の例≫
①馬の背中にバスタオルをのせる。
⇒バスタオルは中央に折り目をつけて、折りが馬の背骨にフィットするように。
⇒バスタオルは馬のお尻側ではなく、き甲(きこう)側に寄せる。
②バスタオルの上にゼッケンをのせる。
⇒このとき、タオルはゼッケンの下にすっぽり隠れるように。
③ゼッケンの上にボアパッドをのせる。
④ボアパッドの上に鞍をのせる
一連の馬装作業は基本的に馬の左側から行います。
この後、本来であれば頭絡をつけるのですが、今回は時間切れでここまでとなりました。
馬の状態によっては、ゲルパッドを活用したり、変形ゼッケンを使ったりと馬装の仕方もカスタマイズします。
肝心のレッスンでは『膝が鞍から離れることが多すぎる』と注意をうけました。鞍に膝がついたまま、馬の横揺れに合わせて小さく膝が動いている状態が良いのだそうです。感覚としては3~4cmほどの横に揺れるイメージ。
この時、自分で腰を動かすのではなく、骨盤が動いていて、結果的に骨盤のゆれに合わせて腰が動くようにしましょうとのこと。なんとなく頭では理解できるのですが、どうしても腰を動かしてしまいます…。
(後に、スポーツジムでパーソナルトレーナーをしている方に見てもらったところ、私は日常生活でも骨盤が全然動かせていない状態なので、馬の上でいきなり骨盤を動かすなんてことは無理だと発覚するのですが…)
乗馬は家でできる練習が少ないけれど、これに関しては家でもできるトレーニングがあるそうで、椅子に浅く腰かけて、膝と骨盤を動かすとよいそう。毎日やると半年くらいで馬上での動きが変わってくるとのことなので、やってみようと思います。
≪輪乗りの駈歩≫
レッスンの最後には、輪乗りの駈歩も行いましたが、馬が外側に寄れてしまい、そもそも馬場の中央で輪を描くことができないというありさまでした…。
特に手綱の使い方がよくないようです。
しっかりと脚で馬を前に動かし、乗り手が手綱をつかってスピードをおさえながら乗らなければならないのですが、馬が外に逃げていくことに気を取られてしまい、手綱を使って馬場の内側に入ろう、入ろうとしてしまいました。
★BALOG★