120鞍目はステイゴールド産駒の彼とレッスンです。私が乗る予定だった馬が急に体調不良になってしまったため、代わりに出動してくれることになりました。
≪ステイゴールドの血? 頼もしいパワフルホース≫
いつも元気な馬ではあるのですが、もともとのこの馬自身の稼動に加えて更にピンチヒッターとして出てきてくれたので「さすがにこの馬も疲れるだろうな…」と思いながらレッスンに臨みました。
しかし、そこはステイゴールド産駒! お父さんの血を受け継いだのかまったく疲れを感じさせない元気いっぱいの動きでした。受け継いだのはヤンチャさだけじゃなかったのね…! (笑)。
駈歩もしたくて仕方がない様子でしたが、前日の雨で馬場が少しぬかるんでいたことと、おそらくいつもより多く働いている馬の疲労を考えて駈歩は無しに。
≪馬のからだの仕組みを理解して乗る…≫
この日は先生から2人の人間が前肢と後肢をそれぞれ演じている劇などに登場する馬や獅子舞などを思い浮かべながら馬のからだの仕組みを理解して乗りましょうと指導が。
- 前肢担当の人は馬の前肢と頭、首をコントロールしている。
- 後肢担当の人は馬の背中を支えている。
- 後肢担当の人が後ろに遅れていると背中を支えることができないので、後肢は馬体の中(お尻の内側)に収まるイメージ。
- しかし、前肢担当の人がどんどん前に進んでしまうと、後肢担当の人が間に合わず、馬体の外に出てしまうので、前肢担当の人はその場で元気よく足踏みをしているイメージ(もちろん実際には前に進んでいるが)。
上記の説明で個人的にはすごくイメージがしやすくなったのですが、いかがでしょうか?(是非、劇に出てくる馬を想像しながら読んでみてください)
ただ、イメージができるようになっただけで、それが実践できるかというのはまた別の話ではありますが…。
ちなみに頭と首を支える方が背中を支えるよりも負荷がかかるので、前肢の蹄鉄は後肢の蹄鉄より大きくできているそう。毎回新たな発見があり、本当に乗馬は飽きませんね!
★BALOG★