302&303鞍目‐馬上でごろん…ハミ受け大苦戦

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この日は2鞍レッスン。もともとは1鞍の予定でしたが、年末にあまり乗れないことになったので、当日クラブに着いてから急遽1鞍増やしてもらうことに。

※本記事は2018年に個人的に書いた日記をブログに書き写しています。

当日に鞍数を増やしたことがこれまでなかったので、迷惑なんじゃないかと不安でしたが社長もウェルカムな感じで優しかったし、先生もやる気ですねみたいな感じでほっとしました。ちなみに相棒は1鞍目も2鞍目もマジェスティ。

蹄跡でなかなかハミ受けができなくて、馬場の中央で輪乗りしながらハミ受けを頑張ろうと思ったのですが、先生に「この子については、ハミ受けさせてから何かやらせるというふうにしてほしい」と言われました。他の馬ではあまり言われないことなので、調教の観点から何かあるんだろうと思いました。

本当に口が硬く、左右の拳をニギニギするも、私の拳がそのたびに前後に揺れてしまっていて悪循環に。サドルホルダーを持つようにして、拳が前後に揺れないようにホールドしてもうまくいかず…。

すると「そのまま寝てみて」と言われました。

訳も分からず馬の背中の上にごろん。「そうすると少し時間はかかるけど、馬がゆずってくると思うから、ゆずったらすぐ体を起こして脚で前に出してみて」と。これも他の馬ではやらないけど、苦肉の策っぽい…?!
※この時のマジェはまだハミ受けがなんだかよくわかっていない頃で、さらに馬と人間両方のいろんな条件が重なった場合の手法なので自己判断ではやらないでくださいね…^^;(多分、馬も人間も技量が足らずこういうことになったと思います)

馬場の内側に曲げたいときに、これまでは外方拳のホールドが出来ていなくて、マジェはぐいぐい前に進んでしまっていたけど、外方を自分の体重を使って止めて、内方の手綱を肘はつけたまま開いていくと、マジェがなんとか内側に入るようになりました。

ここまで右手前は本当にうまくいきませんでしたが、左手前の後半ではハミ受けしたまま図形を描くことができました。先生にも「今の感じを長い時間維持できるように頑張りましょう」と言われました。そんなわけで今回はぎりぎりネックストレッチャーを使わずにハミ受けにたどり着くことができました。

2鞍目もまったく同じ感じでしたが、1鞍目よりは早めにハミ受けができました。レッスン終了後は、私の方が満身創痍みたいになっていましたが、先生から「(うまくいかないことも多いけど)やってることの方向性は合っているので頑張りましょう」と言われて少し気持ちが楽になりました。

★BALOG★