この日はのんびり屋さん?のお馬様とレッスン。しかし、のんびりと言うレベルではなく『地蔵か?』というくらいの固まりっぷりを発揮してくれました。
《馬地蔵、現る…! 》
レッスンがスタートし、脚での扶助。根気よくぎゅうーーっと扶助。しかし、微動だにしないお馬様。
トントンと肩に鞭。それでも動かずお尻に鞭。それでも微動だにしないお馬様。
まるで地蔵。
馬 地 蔵 で す (´・д・)
《秘技?!片手手綱でお尻に鞭。》
そんな様子を見かねた先生からアドバイスをいただきました。
① 片手手綱でお尻に鞭をいれる
これでスタートはなんとかクリア!
ただし、片手手綱での鞭は最上級に強い鞭の指示を意味するので、むやみやたらに使ってはいけません。弱い鞭からはじめて様子を見ながら使うこと。
② 脚を使ったまま、お尻に鞭を入れる
歩き出したものの、脚での扶助を止めると、すぐ停止しようとするお馬様。そんなときの扶助がこちら。
脚をあてながら、お尻にトントンと鞭をいれることで動きを継続していきます。
繰り返しやっていくうちに馬が動かなければいけないんだな、ということを理解し、弱い扶助でも動いてくれるようになってきました。
ずっと強い扶助を使い続けるのはよくないので、馬が理解してくれたら通常の扶助に戻します。
《もしかして、おじいちゃん?と思ったら…》
この日に限らず、わりとのんびりした印象の馬だったので、おじいちゃん馬なのかと思っていたのですが、先生にお伺いすると、まだ17歳とのこと。
人間に換算すると45歳くらいでしょうか?うーむ、単純に私がなめられているようです。。。
《たまには視点を変えたレッスンも…◎》
この日のレッスンは、いつもの先生のクラスがいっぱいで、違うクラスの先生に見ていただきました。
先生によって注目して見ている箇所や、指導方法が違ったりするので、面白い発見があります。
今回の脚を使ったまま鞭を使う方法も、今までの先生には習ったことがありませんでした。
継続的に同じ先生に見ていただくことは勿論大切ですが、たまには違った視点でレッスンを見てもらうのもよいかもしれません。
そんなわけで。
ここしばらく、他の乗馬クラブに行っていなかったので、たまにはビジターで武者修行もいいかもしれないと思ったのでした。
★balog★