84鞍目はAクラス(一番下のクラス)のがいっぱいだったため、Bクラス(ひとつ上のクラス)の先生&馬にレッスンをしてもらいました。
<不思議な音・・・舌鼓>
その馬の気質にもよるのですが、Bクラスの先生は馬房から馬を出すところから生徒に任せることが多く(Aクラスは馬房から出してもらって、引き馬から)、この日もひとりで馬房に向かいました。
しかし、お馬様が馬房からまったく出たがらず・・・・。ひとまず、手綱ので軽く胸のあたりをぺシッとして、ようやく馬房から出てくれたのですが、馬場に行く途中の道で立往生してしまいました。
何をやっても動きません。
そんなとき!通りすがりのベテラン会員さんが見かねて舌鼓(ぜっこ)をしてくれました。
舌鼓は、一般的には「したつづみ」と読みますが、乗馬用語では「ぜっこ」と読みます。
舌をジッ!ジッ!ジッ!とならし、馬に発進を促す副扶助の一種で、いわゆる舌打ちのように小さな音ではなく、割と大きな音を出します。
ちなみに、わたしはは舌鼓の音を「ジッ!ジッ!ジッ!」と表現しましたが、おそらく聞く人によって表現の仕方も違だろうな・・・という不思議な音です。
初心者相手に馬が動かなくなってしまうことはよくあるので、(初心者の舌鼓に反応するかどうかは別として)舌鼓を覚えたいと思うのですが、見様見真似でやってみてもなかなか上手くできません。
そのうちレッスンで習うのでしょうか?
想像するとちょっとシュールそうですね (笑)
<蹄跡が二重の馬場に戸惑う>
さてさて。
肝心のレッスンですが、馬場までの移動は苦労したものの、走り出したらとても素直な馬でした。
Bクラスの馬場は蹄跡が二重になっており、馬たちは往々にして、楽をするため内側の蹄跡を通ろうとします。
Bクラスの馬場でレッスンを受けるのはだいぶ久しぶりだったので、蹄跡の分かれ目で一瞬戸惑いましたが、そのあとは上手くコントロールすることができました。
<上のクラスに上がったと間違えられる・・・>
レッスンを終えて、馬場から厩舎に戻る途中・・・他の会員さんとすれ違い、わたしがBクラスの馬を引いていたので
「お!?Bクラスに上がったの?」 と声をかけていただきました。
せっかく声をかけていただいたのに、いまだBクラスに上がれず、なんだか申し訳ない気持ちに・・・・^^;
でも、気にかけていただいたことがとても嬉しく、より一層精進せねばと改めて思ったのでした。
★BALOG★