130&131鞍目‐前の馬との距離を巻乗りで調節する、の巻

Pocket

巻乗り…それは馬に乗って直径10m以下の円を描く運動。巻乗り自体はAクラス(一番下のクラス)の後半からレッスンでやってはいたのですが、Aクラスでは安全面の事情から生徒が勝手な行動はできないので巻乗りをするときは先生の指示があったときのみでした。

レッスン中に前を行く馬との距離が詰まってしまったときもスピードを落としたり、少し蹄跡の外側まで出て大回りをしたり、時には停止して馬間を調整していました。でも、Bクラスに上がると馬間が狭いな…と思ったら「自己判断」で巻乗りなどを行い、間隔調整をするように言われます。

 これが意外と難しい。

馬も頭が良いので、先生の号令(言葉)を理解していたり、周りの馬が巻乗りをしていれば「ああ、次は巻乗りをするんやな」と見当をつけていたりするわけです。

でも、乗り手の自己判断での巻乗りは前情報がないため、乗り手が良きタイミングで、わかりやすい合図を出せないと馬も上手に曲がることができないのです。

特に私は自分と乗っている馬に集中しすぎてしまい、『馬の耳の間から遠くを見て乗る』という基本を忘れがち。そうすると「そろそろ馬間が詰まりそうだな‥・」という判断が遅くなり、曲がりたい場所に馬が着いてから指示を出してしまう…なんてことが多くありました。快調に走っていた馬は急な指示すぎて対応しきれません。

馬の耳の間から前方を見る
馬の耳の間から前方を見る

また、私自身も焦って曲がろうとしているので手綱で馬の首を内方に向けるのみの指示になってしまうことがよくあります。内方に向かうときは手綱だけではなく、外側の脚を使うことも忘れないようにしなければなりません。

巻乗り
…といった感じで最近は「できない!できない!」ということばかり書いておりますが、自分の判断で馬を動かすことが増え、ますます乗馬が面白くなってきました!これからも精進してまいります(‘ω’)

★BALOG★

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください