286&287鞍目‐ハミに収まりたくない!天を仰ぐ若い馬

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この日は、1鞍目がジョー。2鞍目がマジェスティとのレッスン。

※本記事は2017年頃に個人的に書いた日記をブログに書き写しています。登場する馬たちの癖だったりキャラだったりは、現在とは異なる場合があります。

2ヶ月前にケンカ別れをしていたジョー

いや、ケンカ別れってなんやねん…とお思いかもしれませんが、実は2ヶ月ほど前にジョー氏に二の腕をかぷっとやられまして。馬側は本気じゃなくて、軽くやった感じだったんだろうけど(じゃなかったら大けがである…)、二の腕って柔らかいので結構痛いじゃないですか。それで、私が『いってえええええ(怒)』ってなって。それ以来ジョーと関わるタイミングが2ヶ月ほどなかったのです。。。そのまま和解しないままきてしまいました。

そんなわけで、この日は私がちょっと気まずい感じで馬房に行ったんですが、ジョー君の方はすっかり忘れているのか、大人の対応で水に流してくれたのか、特に問題なく馬房から連れ出して、引き馬もちゃんとできました。ほっ。

馬場で乗ってからも、すぐにハミ受けしてくれて、途中で外れちゃったりとかもなくてこの日のジョーは絶好調! もしかしたら、以前よりは私の拳が安定(静定)してきたというのもあるかもしれません。これまで拳が安定しなくてジョーが跳ねたり首をガンガン振ったりしていたけど、この日はレッスン45分の間、虫を払うとき以外は一度もそのような動きがなかった!! そんな感じで珍しく調子がよかったので、駈歩してみたらどんな感じかなー?って思ったけど、前日の大雨により馬場がドロドロだったので駈歩はやらないことになりました。まあ仕方ない。

後半からだれるマジェスティ

2鞍目はマジェスティ。この日、午前中にマジェスティに乗った人によると、馬場がドロドロだったせいか、マジェもやる気なしだったそう。わたしが乗ったのは16時半で馬場の状態もよくなってきていたからか、聞いてたよりもまじめに走るし、ハミも取ってくれました。

しかし、まだ若いからレッスンに飽きてしまったのか、ごはん前のレッスンだったからなのか、理由は定かではないですがレッスン後半からハミに収まらなくなってきてしまいました…。頭を上げ始めてしまい、結局後半はハミに収められずタイムオーバー…。本来はレッスンの後半にかけてよくなっていかなければならないのに、真逆になってしまいました。

ちなみにマジェスティはハミに収まらないとき、結構頭を上に上げる。というか、他の馬がハミに収まらないのとはレベルが違う感じで頭を上げる…。もはや天を仰ぎながら走っている…。先生曰く、馬だってそんなに頭を上げて走るのは走りにくいはず…なんだけど、この子は頭を上げながら走るのが得意で自由に動けちゃう…らしい…。

1鞍目がすごくいい感じに乗れたこともあり、2鞍目でボロボロ絶不調になって、かなり落ち込んでしまいました。いつも厳しい先生にまで『まぁどんな馬でも簡単にハミ受けされたら、ぼく仕事なくなっちゃいますから(笑)※』と慰められ…。(よっぽど悲惨な顔してたんだな、わたし…)

※このクラスはハミ受けを練習しはじめるクラス

食欲旺盛マジェスティ・・・!

馬場から戻って馬装解除した後もマジェとひと悶着ありました。狭い場所でマジェスティが急旋回!くるっと半回転されてしまいました。マジェの向いた先には厩舎の入り口が…。「もうすぐごはんの時間でしょ?早く帰ろうよ!!!!!」と、やや激しめに訴えられました(笑)。いつも本当に温厚な子だけど、やはり若いからなのか、ご飯の前だけは割とアグレッシブ!気を抜かず注意しなきゃいけないなと思いました。

☆BALOG☆