304鞍目‐今日も今日とてハミ受けに苦戦

Pocket

めずらしく 平日の朝9時からレッスンの予約を入れた日。相棒は今回もマジェスティ。

※本記事は2018年頃に個人的に書いた日記をブログに書き写しています。

朝一のレッスンは人間の体がガチガチ

私はもともと体がめちゃくちゃかたいタイプなのですが、朝はそれがさらに顕著。鐙を脱いで、手綱もだるだるで、マジェとともにとりあえず準備運動。少ししたら鐙を履いてまた数周蹄跡をまわります。

人馬ともに体が温まってきたところで手綱も詰めて、ハミ受けモードに!…といきたいところでしたが、やっぱりこの日もマジェさん口が硬い…。

拳を握ったり、顔を横に少し振ってみたりするもやっぱりダメ。歩き方はリズムも悪くないのですが、マジェ様「ハミ受けなにそれ、つまんない!(※1)」みたいな感じです。

(※1)当時はまだマジェスティがまだ若くてハミ受けがよくわかっていない状況でした。2022年現在は先生やベテランライダーさんの力めちゃくちゃ改善されています!

そんな状態なので、先生もずっと手にネックストレッチャーを持って待機…。また、私が馬上で仰向けに寝て(※2)、マジェが根負けしてゆずってくるのを待つ…というのを繰り返します。

(※2)私が背筋を使ってうまく手綱を持てない(=手で持っちゃう)ため、ハミに収まりたくないマジェが力で突破しようとするのを防ぐために仰向けで寝る。そうすると手を使わずに手綱がホールドされた状態になるので、しぶしぶマジェが手綱の長さに自ら収まっていく…みたいな感じ。先生の監視下のもとやってますので、自己判断でのマネはしないほうがいいと思われます。

だいぶハミに収まってくれるようになってきて、再度蹄跡をまわってると、次第にまた馬の頭が上がってはくるのですが、さっきの繰り返しの効果なのか、拳をにぎにぎっとするだけで収まるようになってきました。

速歩も同じで、蹄跡でハミ受けを繰り返します。マジェが嫌がってハミを外してしまったら、もう一度しっかり受けさせる。それを根気よく繰り返します。そうすると、少しずつハミ受け状態を持続させられるようになってきました。ですが、そうこうしてるうちに駈歩タイムになってしまい、常歩と速歩では1度も巻乗りをせずに終わってしまいました。

準備不足の駈歩タイム

そんなわけで常歩、速歩が満足いかないまま、一人ずつの駈歩(輪乗り)の時間に突入。馬場の内側にマジェを誘導するも外に逃げようとされてしまいます。そういう状況になると、ついつい自分の体を後ろに倒したくなってしまうのですが、「自分が倒れるんじゃなくて、脚と鞭をしっかり使って前に馬を出して!」と先生から言われました。言われる通りにすると、馬がハミにむかって進み出し、馬場の内側に戻っていきます。

そのままハミ受けそた状態の常歩で輪乗りを少しして、駈歩発進の合図を出したらなんともいい感じの駈歩が!あんなにできなかった(ハミ受けした状態の)マジェの駈歩が!

とはいえ、そのまま駈歩を継続していくと、また外に逃げようとしていく感じはあったのですが、そのときはまた自分が後ろに倒れるのではなく、脚と鞭で馬をハミに向かって走らせ内側に戻します。

そうするとまた、ハミ受けをして、気持ち良い駈歩に戻りました。後半、マジェが苦手な右手前でも駈歩をしましたが、後肢ががしっかり動かなかったようで、鞭を入れると、右手前もキビキビした気持ちの良い駈歩に。その後はその状態をしばらく持続できて、初めてマジェの駈歩で「うん、いいと思いますよ!」と言われました!(これはめっちゃうれしい・・・)

★BALOG★