今回も以前DMでいただいた質問『よく知らない馬が怖いときどう向き合ってますか?』をテーマに書いてみようと思います!
いただいた質問内容をかいつまむと、自分が普段乗っている馬、可愛がっている馬以外が配馬されたときに、ちょっと馬が威嚇したり耳を伏せたりすると怖くなってしまうとのこと…!
だがしかし…私はめちゃめちゃ素人ですし、数多いる週末ライダーさんの中でも、残念なことに馬の扱いが上手い方ではないのです…。謙遜とかじゃなくて、本当に下手なのです…。というわけで、そういった場合の正しいアプローチのお話はプロにお任せするとして、私が普段どんな感じかを包み隠さず書いてみようと思います。
(もしかしたら間違ったことをやっちゃってる可能性も大いにあります!その前提で読んでいただけると幸いです!)
先生が困惑するくらいのビビりでした
乗馬に限らず、私は普段から結構なビビりです。
クラブで一番最初のクラスのときに見てくれていた先生が書いていた当時の記録には、私が●●●(大人しい馬の名前)も怖がっている…どうしよう…という旨の先生の悩みが書かれていたそうな…笑(※1)。そんな、先生も困惑させるビビりだったのですが、現在はどうかというと、正直、基本のビビりっぷりは変わりません…‼
今でも、初めての馬に乗る時には心拍数あがってしまいます…!そういう子に乗るときは、その馬によく乗っている方やお世話をしている方に、「この子はどんな子ですか?」って聞いてみたり、「一緒に引き馬してもらえませんか?」「一緒にお手入れしてもらえませんか?」とお願いしたりしています。
先日、ビジターで他のクラブにお邪魔したときもすごく緊張していたのですが、会員さんにその馬がどんな子か事前に伺って「結構、手綱によりかかっちゃう子なので、よりかかる前にハミ受けを~~~~(以下略)」と教えてもらったことで、(上手に乗れたとは言い難いけれど)落ち着いて対処ができました。多分、先に聞いてなかったらよりかかるパワーに結構焦ってしまったと思います。
(※1) 2級ライセンスに合格したときに、「あの大人しい馬にビビっていたやりさんが…!2級…!!」という話の流れで、割と最近聞きました(笑)
やっぱりそれなりの時間は必要…かも?
あと、やっぱりある程度の時間は必要なのかな~とも思っています。毎日会っているならまだしも、週に1度会うか会わないかの人間です。馬からしたら、毎日クラブにたくさんの人がくる中で、たまに会うくらいの存在…。しかも背中の上でボンボン跳ねられて不快(←私のことです)…。そんなにすぐに好きになれないのもしょうがないよね…!と。それくらいの気持ちで、焦らないことにしています。
とはいっても、自分からまったく動かないのではずっと平行線なので、引き馬やお手入れについては、時間がありそうなとかはできるだけ、ベテランの方と「一緒に」とお願いしてます…!(※2)。なかなかうまくいかないことの方が多いですが、少しずつ馬側も人間側も慣れてきて、一人で馬房から出すのが怖いな~と思っていた子を一人で出せたときはやっぱりうれしかったです。
ちなみに、今よく乗っている子は、1人で対応はできるものの、最初の頃は馬房にいっても結構な塩対応(笑)、耳伏せ気味って感じでした。でも乗り始めて1年くらいたったころから馬房に行くと顔出して触らせてくれるようになりました(めっちゃうれしかった…)。そういう経験から、ゆっくり時間かけるの大事かもと思うようになりました。
(※2)私が足手まといだなって場合とか、全体の効率を考えて他の馬の手入れに自分がまわった方がいいなってときはお任せしてしまうことも結構ありますが、できるだけ…ね。
『自分は素人である』と肝に銘じる
私みたいな、まったり乗馬スタイルの場合に限りかもしれないですが、自分が素人であるということを自覚して、無理はしないというのもひとつ大事かなと思っています。そんなんだから上達しないんだ!というお叱りの声もあるかもしれませんが^^;
自分の少ない経験則上、過信したときがいちばんトラブル(怪我とか)が起こりやすいと思っておりまして…。なんかもう馬って人間が調子にのるのを感知する特殊能力があるんじゃないかなと思ってるくらいです。
それから、馬も人間も同じで(※3)どうしても初心者にはハードル高い相手も中にはやっぱりいると思うんですよね…。そういう時は、先生や厩務員さん、ベテランライダーさんの手を借りるのも私はアリ!と思っています。現在、落馬からの乗馬お休み中の私が言っても説得力ないですが(苦笑)、人馬ともに安全がいちばんかなと…そんなことを思っている次第でございます。
(※3)人間社会でもありませんか? 先輩が対応すると上手いこと行くけど、新人さんが対応すると上手いこといかない人とか(笑)。
プロを目指されている方、競技をされている方はまたいろいろと違ってくるかもしれませんが、ひとまずへっぽこ週末ライダーの私はこんな感じです!というお話でした。次回はまた、なかなか進まない乗馬日記になりますが、よろしくお願いいたします!
☆BALOG☆