269鞍目-ハミを取った馬はハエを気にしない?馬の集中バロメーター

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※この日記は数年前のものを掲載しています。時差がだいぶありますので、ご注意ください。(今は3月ですが真夏の日記です)

この日はジョーくんとマンツーマンレッスン。ハエがとても多い日で、かなりジタバタしていていました。跳ねたり、虫をけったり割りと大さわぎ(笑)

<馬の口を柔らかくする>

主に馬にハミとらせることを練習するクラスなので、それを意識するあまり、前半は手の内におさめようと必死になってしまい、逆に私の拳に力が入ってしまっていて注意を受けました。

ジョーは結構ぐいぐい前に行くタイプなので、拳をにぎにぎして口のかたさを取るように心がけます。少しずつではありますが段々と手の内におさまっていく感覚があり、馬に引っ張られているのではなく、良い塩梅で手綱が張られ、ジョーは首を下に下げていきました。

<ハミを取って集中!ハエはもう気にしない>

それでもまだ、隅角を馬なりに曲がってしまっていると注意を受け、角を曲がるときに内方の脚を使って、しっかり後肢を踏み込ませて曲がるように気をつけます。

ジョーがさらに頭を下げてきて、ハミしっかり取るようになってからは、どこで曲がろうとしてもしっかりきれいに曲がってくれるようになりました。
いつもこうとはいきませんが、この日は曲がりたいと思ったところでジョーがきれいに曲がってくれるし、思い描いた線上に円も描いてくれるし、円の大小も頑張ってくれました。

ジョーがすごく集中していて、あんなに気にしていたハエを気にする様子もなくなり、尻尾すら振らなくなっていました。

偶然かもしれませんが、以前大井競馬場で出走馬の多くがハエを払うためにパドックで尻尾を振っており、振っていなかった3頭で3連複を買ったところ当たったことがあります。ハエは馬の集中バロメーターのひとつ?かもしれません。
(パドックなのでハミを取ってるとかではないですが、レース前の集中度合いの話です)

<手綱を使う悪い癖>

ジョーはめちゃくちゃがんばってくれていたのですが、私の方は、たまに馬の首の向きを手綱でかえてしまうことがあり、それだと内方と外方が逆になっちゃうよと言われました。(ただ、馬が引っ張り返してくるときなどは左右に首をふらせることもあるそう)

台風の翌日だったので、馬場がぬかるんでいて駈歩がナシになったのが少し残念でした。

<セグウェイと乗馬>

そういえば、この日、乗馬の重心移動はセグウェイの重心移動に似ていると先生が言っていました。私、セグウェイに乗るのはめちゃくちゃ得意なのですが、乗馬ではなぜできないんでしょう…。うーん、おかしいなぁ。

※セグウェイは2020年に生産中止になったみたいです。

★BALOG★

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