298&299鞍目‐前進気勢の不足に気づけない…!の巻

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この日も2鞍。1鞍目はマジェスティで、2鞍目はジョー先輩でした。

※本記事は2018年前後に個人的に書いた日記をブログに書き写しています。

右手前だけ逃げられる

1鞍目のマジェはまず左手前からスタート。蹄跡での運動でもハミ受けができていて輪乗りもいい感じだったのですが、右手前に手前変更したとたん、コンタクトが取れなくなり、馬の行きたい方向に逃げられまくってしまいました。

先生のアドバイスに従って、いろいろトライしているうちに速歩と常歩は拳にコンタクトを感じるようになったのですが、駈歩発進の合図を出すとコンタクトがなくなってまた外に逃げられてしまう…そしてマジェの顔がどんどん上を向いてしまう…。

そんな状態が結構な時間続いてしまい、このままでは馬にとってもよくないということで(おそらく、皆さんの想像よりだいぶ馬の顔が上を向いてた)、ネックストレッチャーを装着してもらいました。ネックストレッチャーを付けたら少しテンション(?)も落ち着いて、やっと駈歩が形になりました(…といってもいい感じというにはほど遠かった)。

ベテランホースでも苦戦

2鞍目はベテランホースのジョー君でしたが、こちらも苦戦…。巻乗りの際に内側に入りたくないオーラが出ており、巻乗り1回で終わっちゃって蹄跡に逃げられてしまう感じです。くるくる連続した輪乗りができませんでした。

以前、武者修行で行ったゴクウホースビレッジで「逃げられたときは、逃げている方向の脚をガツンと入れる」「もちろんウエスタンであれ、ブリティッシュであれ段階の扶助が基本。でも、ときにはそれをすっとばしてガツンと行くことも必要」というアドバイスをいただいたのを思い出しました。

ゴクウホースビレッジでのレッスンについてはこちら>

自分的には段階的な扶助は使っているつもりだったので、やってみました。外方脚でがつん!

そうしたらなんと、その一発でジョー君が全然逃げなくなりました。というか、その一発で全体的にキビキビ動いてくれるようになりました。要は前進気勢が足りなかったのだと思います。

(この当時の)ジョー君は結構なイケイケホースで、だらだらとこなしていたとしてもそこそこスピードが出ちゃうから、前進気勢が足りないことにずっと私が気づけていなかったんだと思います。

それを解消したら、すーっとハミを取っていろいろな図形を描いてくれるジョー君…。もう少し早く気づければよかったな…と思いました。

★BALOG★